2012年 02月 04日
積もる雪
雪のないところで育ったせいか、雪が積もると嬉しい。
この年齢になっても、降る雪を大口で受け止めたい衝動にかられる…
かられるだけでなく「うー、あー」とか言って受け止めちゃうんだけれど。
実は先日、朝恒例の水汲みの帰り、豆腐屋でおからコロッケを買い
人の通らない裏道を選び、歩調に合わせてモグモグ調子よく食べていた。
おからというものは口の水分を全部持ってっちゃうわけ、で、突然、つまった!
苦しい、涙が出る。「呼吸は出来そうだから喉に詰まったわけじゃないのか?」
変に冷えた頭とはうらはらに手は雪を求めていたね、
軒先のなるべく奇麗な新雪をかき集め口に押し込むが、唾液の量にもならない
そういえば、ヒマラヤに行った友達が
「バケツ一杯の雪は融けてもコップ一杯にもならない、と、言ってたなぁ」と頭は冷静だ。
胸を叩き乍らトントン跳ねてみた。やけに重い背中。あ、
何事もなかったように、リュックから水筒を取り出し汲んだばかりの水を飲む。
まさに「恵みの百年水」。
全然、冷静じゃなかったわけで、大きく息を吸い込んで、滲んだ涙をフキフキ帰った。
食べ歩きが格好よくない事も、大気が奇麗じゃないって事も、知ってるけど止められない。
この年齢になっても、降る雪を大口で受け止めたい衝動にかられる…
かられるだけでなく「うー、あー」とか言って受け止めちゃうんだけれど。
実は先日、朝恒例の水汲みの帰り、豆腐屋でおからコロッケを買い
人の通らない裏道を選び、歩調に合わせてモグモグ調子よく食べていた。
おからというものは口の水分を全部持ってっちゃうわけ、で、突然、つまった!
苦しい、涙が出る。「呼吸は出来そうだから喉に詰まったわけじゃないのか?」
変に冷えた頭とはうらはらに手は雪を求めていたね、
軒先のなるべく奇麗な新雪をかき集め口に押し込むが、唾液の量にもならない
そういえば、ヒマラヤに行った友達が
「バケツ一杯の雪は融けてもコップ一杯にもならない、と、言ってたなぁ」と頭は冷静だ。
胸を叩き乍らトントン跳ねてみた。やけに重い背中。あ、
何事もなかったように、リュックから水筒を取り出し汲んだばかりの水を飲む。
まさに「恵みの百年水」。
全然、冷静じゃなかったわけで、大きく息を吸い込んで、滲んだ涙をフキフキ帰った。
食べ歩きが格好よくない事も、大気が奇麗じゃないって事も、知ってるけど止められない。
by nyancafe
| 2012-02-04 11:13
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